第4話「Shall We 味噌作り?」
いきなりだけど、今日は味噌作りをしました!
ヨス家では毎年の恒例行事になりつつなるイベント。
うちの嫁は子供と関わる仕事をしてた時期があって、その頃に食育として子供達とやっていたそうな。
結婚してからはヨス家のでっかい子供こと、ヨスの食育に励んでくれている嫁には頭が下がるばかりである。
でも実際、食育って子供の成長にも大切らしいので、まだ我が家には子供いないけど、味噌作りを工程をまとめてみました。
対象年齢は2歳後半か~3歳くらいの子にやっていたみたい。
興味がある方は、参考にしながらぜひぜひやってみてくださいな。
食育ってなんじゃらほい?
食育は、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり 、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることです。(出典:農林水産省)
食育で身につけること
・食べ物を大事にする感謝の心
・好き嫌いをしないで栄養バランスよくとること
・食事のマナーなど社会性
・食事の重要性や心身の健康
・安全や品質など食品を選択する力
成長しきってから食習慣を変えるのはなかなか難しい。つまり成長期の間の食育が一生涯の健康を構築する基礎となる。だから小さい頃から、食事に関係することを大事にした方が良いみたいだね。
準備するもの
乾燥大豆600グラム
米麹600グラム
保存容器
塩240g
消毒用アルコール
ビニールシート(子供と一緒にやるなら特に必要!)
Let's 味噌作り!
①乾燥大豆を600グラムを水に浸す
一晩放置しましょう。焦りは禁物。しっかり水分を吸わせないと上手くいかないらしい。
(食育ポイント)乾燥した大豆と、水戻しした大豆の違いに驚く子が多かったそうな。
②圧力鍋で煮る 15分(普通鍋の場合は3~4時間)
ヨス家では4L圧力鍋を使用。水戻しした大豆3分の1を入れて行うのを、3回行った。過去に横着して、600グラムを全部突っ込んだら、圧力鍋が悲鳴をあげた。おそろしい圧力鍋爆弾と化して、大慌てで圧抜きをする羽目になった……。ちゃんと自宅の圧力鍋と相談してからやってくださいませ。
③豆と煮汁にわける
我が家は煮汁は後で使うのでとっておきました。
③煮た大豆を潰す
粒がないように潰していく。
(食育ポイント)ここでお子さんの出番! ジップロックに少量の大豆を入れて「なめらかになるまで潰してね」とお願いする。意外に夢中になってくれる子が多いのだとか。
ちなみにおっきな子供――ヨスはずっこいのでフードプロセッサーを使っちゃいました。
④塩切り麹をつくる
塩と米麹をまぜまぜしましょう。
(食育ポイント)「よーく、まぜまぜしてね」「米麹は、いつもみんなが食べているご飯と元は一緒なんだよ」と教えてあげる。
⑤つぶした大豆と、塩切り麹を混ぜる
塩切り麹が意外に底に残ってしまうので注意。最後がムラが残らないように調整する。冷めた煮汁(熱いと麹菌が死んでしまうので注意)を少しずつ入れながら、耳たぶぐらいの硬さまで混ぜていく。煮汁たりなければ水分で代用可。
(食育ポイント)子供用に少量取り分けて、混ぜてもらうと良い。
⑥塩切り麹と大豆がよく混ざったら……
団子状にして、保存容器)に叩きつける。八つ当たりじゃないよ? 空気を抜くために仕方なくなんだよ? ちなみに保存容器は清潔な状態にしておかないと後々でトラブルが起きやすくなるので注意。
(食育ポイント)子供には大人が見本を見せてから行う。「ここにペチン! ってやってね」と伝える。手についた味噌玉の欠片は、あたりに散乱する。後片付けが少しでも楽になるよう、ビニールシートがあると良い。
⑦手でならして平にしながら、隙間なく整える
空気が抜けるようにしっかりと行うこと。空気が残っているとカビが発生しやすくなるので注意。
⑧アルコールを吹き付けたキッチンペーパーで、保存容器の内側を拭いて除菌する。
⑨サランラップで味噌の表面をしっかりと覆う。
⑩重しをのせて完成
時々様子をみること。表面にカビがわずかに出てくるが、その部分だけ取り除いていく。
一応、冬に仕込めば6ヶ月、夏に仕込めば3ヶ月で食べられるようになるらしい。
予定される完成日と作成日のちょうど中間日ぐらいになったら天地返し(味噌をかき混ぜる)
ヨス家は長期熟成派。
前回は1月に仕込み。6月に天地返し。11月から食べ始めました。
もちろん美味しくいただいてます。
誰かと一緒に作ったこともあって、そこらの味噌にも負けないぜ! と思いながら飲んでおります。
まさにこれぞ食育! 嫁の手のひらで転がされてるぅ!
いつか成長した子供と一緒に作ることを夢見ながら。
それではまた次回。
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