ヨス家の子育て物語

~子を育て、子に育てられ、親になってゆく~

第13話「5感に着目した赤ちゃんとの関わり方」

 生まれたばかりの赤ちゃんに対して、僕に何ができるのか?

 無知とまではいかないが、なんとなくこうじゃないの? という知識しか僕にはなかった。

 

 そうなればすることは一つしかない。

 育児知識を得るために本を読む。

 そしてちゃんとヨス家の状況に合わせて取り入れていく。

 

 たった一歩、されど一歩。

 そんな積み重ねが、親子を少しずつ成長させてくれる。

 子を育てたいという思いで、まさしく親として育てられている瞬間なのだろう。

 

 何冊か育児書を読ませてもらったが、その中から僕が気になったポイントを記載。そこから、僕に何ができるのか考えていってみようと思う。

 参考にした育児書の内容が詳しく知りたい方は、実際に目を通してみることをオススメする。

 

 

 

 

 好奇心が全てのスタート

 

 女の子は人と関わるのが好きで、人との関わりから学びを得る。

 男の子は興味のあることについて行動し、学びを得る。

 

 0歳の時に様々なことを感じとる感度を高めると、より物事に興味を持つようになる。

 具体的には5感を刺激すると良い。

<参考:男の子の一生を決める0歳から6歳までの育て方より>

 

 

 

 

脳の発達には5感が重要

 

 5感とは触覚、聴覚、嗅覚、味覚、視覚のことである。

 日々を生きる僕らは意図せずとも5感を活用して、様々な情報として脳へ送っているのだ。

 脳に送られた情報から刺激を受けて、人は様々な反応をして学習を繰り返していく。

 

 ただ、生まれたばかりの赤ちゃんは、初めは身動きも取れないわけで、そのままでは刺激を得られにくいことになる。

 この時期にどれだけ刺激を得られたかが、その後に大きく関わってくるようだ。

 まさに「三つ子の魂百まで」というわけである。

 

 

 5感への刺激。

 それを両親がどうフォローしていくのか?

 その視点から考えると、僕にどんなことが出来るのか見えてきた。

 

 

 5感へ関われること

 

 成長段階としては聴覚⇒触覚⇒視覚⇒嗅覚⇒味覚のようである(調べているの若干違う書き方をしているものもあったが)。成長順に沿って、ヨス家において実践できそうなことを書いてみた。

 

 

 

聴覚刺激

 

 優しい言葉がけをする(言葉の理解は難しくとも、口調で雰囲気を感じ取れる)

 シンプルな歌を唄ってあげる。

 音楽を流す。(ゆったりと心地よくなるような)

 音の鳴るおもちゃで遊ぶ。

 

 

 

触覚刺激

 

 スキンシップを心掛ける(抱っこする、抱きしめる)

 優しく手を動かす、足を動かす(触れる程度でも刺激になる)

 適度な温度の差を感じてもらう(暑すぎない寒すぎないように注意)

 

 

 

視覚刺激

 

 色彩豊かな道具を用意する(色はハッキリしている方がわかりやすいとのこと)

 おもちゃを目の前で動かす(6ヶ月ぐらいまでは見えにくい)

 絵本を見せる

 外出することで明暗を感じてもらう

 

 

 

 

嗅覚刺激

 

 散歩して自然の中で様々な匂いを感じてもらう

 抱っこする中で両親の匂いに触れてもらう

 ご飯の匂いを感じてもらう

 

 

 

 

味覚刺激

 

 なるべく添加物のない自然に近いものを味わってもらう

 

 

 

 

 

ハグは両親も幸せにしてくれる?

 

 ちなみに5感で僕が特に着目したのは触覚刺激のスキンシップだ。

 日本人はあんまり得意ではないとされるハグであるが、ストレス解消の手段としては医学的にも証明されているようだ。大切な相手を抱きしめて、人の温もりに30秒間触れるだけで様々なホルモンが分泌され、多幸感を得られたりリラックス出来るのである。愛しい赤ちゃんを抱きしめれば、赤ちゃんも嬉しいし、親も気持ちがほんわかするわけだ。

 

 

  今回も色々なことを考える良いきっかけとなった。

 少しずつ僕に出来ることを増やして、一歩ずつ親になっていこうと思う。

 

 

 内容が少しでも気に入ってもらえたら、登録よろしくお願いします。とっても励みになります。⇒ 読者になる

 

 

 

 

 

 

 

 これより下は目的に対しての、僕がやりたいと考えている内容をまとめたものです。目的管理のために記載してあります。

 

 

 

 

目的

 夫婦でちゃんと赤ちゃんに向き合って、楽しい家庭を築きたい

(上記は赤ちゃんが来るにあたって、嫁と相談して立てた目的)

 

 問題点

  1. 赤ちゃんの不規則な睡眠パターンにより夫婦の睡眠リズムが不安定

  2. 嫁の睡眠不足に伴う疲労蓄積、精神の乱れ

  3. 0歳児との関わり方を具体的にどうするか曖昧

 

 

問題点に対する考察

 

 睡眠について<問題点1,2>(参照:「眠りのメカニズム」

 

 

導き出された行動目標

  •  生物時計を意識した生活を心掛ける(問題点1対策)

  • 赤ちゃんの世話の獲得(問題点2対策)

  • 嫁の仮眠時間を設ける(問題点2対策)

  • 5感を意識して関わっていく(問題点3対策)